高校生の時、お年玉やお小遣いをためて初めて買ったコンピュータ。PCのことを当時はマイコンと言ってた。持ってない人はナイコンとか言って。ポケコンがマイコンに含まれていたかどうかは記憶にない。当時は夢の機械を手に入れた感覚だった。性能的にこれで何かができたわけではないけど、BASICプログラムを作ったり、I/O別冊PiOのゲームを入力したりして遊んだ。あとこれで機械語をおぼえた。アッセンブラなんて持ってなかったので、この条件でいくつ戻ってとか番地を数えて手作業でプログラミングしてた。ノートにびっしりと書き込まれた記号や数字が作業した感が出てた。プログラムはカセットテープに自作のインタフェース(単なる2.54mmのピンヘッダだったか、なにかバッファを入れたか記憶にない)で保存してた。大学進学時に弟にあげて、自分は大学生協モデルPC-1470Uを買って今でも電卓として使っている。
3Dモデルは難しくないけど、キーのパーツが多いのでめんどくさい。キートップとか全部作るのは面倒だ。UV展開でキートップに画像を一つ一つ貼り付けてもいいけど、それもかなり面倒な作業になる。3Dモデルを作って気づいたのは、厚みが結構あるけど、デザイン的に形状と配色の両方で薄く見えるように工夫されている。当時、PC-1200系とかいろいろあったけど、PC-1350が液晶画面が大きいだけじゃなくてデザイン的にもかっこよかったと思う。後継機種として漢字が使えるPC-1360Kとかいうのが出たけど、改悪にしか思えず前機種のPC-1350の方が良いと思ったのは自分だけかな。
FDMタイプの3Dプリンターで原寸大で出力して、ペンケースにするのも良いかもしれない。
レジンの3Dプリンターではサイズ的に難しいので、フィラメントの3Dプリンターでプリントした。
いまも使っているPC-1470U。とても便利なんだけどもう入手不可で代替品もない。
塗装したけどおもちゃっぽくてあまりリアルでないかも。色は、液晶と本体プラの部分がジャーマングレーで、液晶の周りを焼き鉄色にしてみた。塗装までして気が付いた。この3Dモデルなら、BelnderじゃなくてFusion360の方が圧倒的に簡単だった。なんでわざわざBlenderで作ったんだか。でもBlenderの練習になったからよしとするか。
30年ぶりに手に入れた自分にとって初めてのマイコン。ちょうど将来の進路を選択する高校生のときで、進路選択で電子工学科を選んだのにもすくなからず影響があったかもしれない。
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