昨年にDMM.makeのクリエーターズマーケットに3Dデータを出品しようとしたら、造形物の写真がないとの理由で拒絶を食らった。
久しぶりにクリエイターズマーケットをのぞいてみると、写真じゃなくてもCGとかCADのレンダリング画像でも許可されてる。それ写真じゃない。自分の3Dプリンターでプリントしたモデルの写真を添えて出品したらOKがでたので、必ずしもDMM.makeで試作依頼済みじゃないと出品できないわけではなさそう。
試しにホンダRA106のデータのプリントを発注してみた。速攻で造形をキャンセルされた。理由は1mm以下のパーツがあるため。デザインルールでは材料にもよるけど最小寸法は1mmになっている。3万円の中華3Dプリンターでさえ0.5mmは余裕でプリントできるのに、自己責任と商用サービスの安全係数の違いは仕方がないか。出品の際に造形物の写真が必要なのは実際にプリントできるかどうか確認するのが目的かもしれない。
DMM.makeに造形を依頼するとき格安のレジンが選択できるようになっている。以前は5000円くらいかかったが、今は1000円くらいで造形を依頼できる(ものもある)。試しにノコギリクワガタのプリントも依頼してみたら、つめや触角が細すぎるので破損する恐れがあるけど良いですか?と問い合わせがきたので、可能な範囲でお願いしますと返事した。果たしてDMM.makeの実力はいかに?
海外には有料、無料いろんな3Dデータ共有サイトがあるけど、DMM.makeはどうかというと、知名度のせいか海外サイトに比べたらアップロードされているデータ量が圧倒的に少なくて、誰か人いる?状態。出店しているショップ数がたった972店。
DMM.makeにプリントを頼んだことがあるけど品質は素晴らしく、お値段も素晴らしかったけど、最近安い材料が追加されて少し利用しやすくなった。あと、投稿量が増えれば3Dデータの品質もよくなると思うので、今後のDMM.makeに期待。
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